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トーマス科学器機株式会社

No.46 不思議なホースについて

弊社製の RL-101F など観察窓付きの低温恒温水槽をご購入いただいたお客様から時々、このホースはなですか?というお問合せをいただきます。

観察窓付きの低温恒温水槽は、観察窓の結露をした水分を集めて外に排出するように設計してあり、そのためのホースになります。
製品の設定温度を室温より低い状態でお使いいただいていると観察窓が結露します。
そのままにしておくと、水槽の恒温維持のた めに使用している断熱材に浸み込んだり、窓の淵から外に流れ出 したりします。
そこで観察窓の内側にガイドを設け、結露した水分を外に排出 しています。

また、恒温振とう培養器のATシリーズにも同じようなホースが設置されています。
こちらは、冷凍機の冷却フィンに着いた霜が解けた水を排出するホースです。

ATシリーズを 設定温度の低い状態で使用(冷凍 機が運転されている状態)していると冷凍機の冷却フィンに空気中の水分が付着し霜のような状態にな ります。
運転を停止するとその霜が溶け、水がホース から出てきます。
また、長時間使用すると冷凍機の熱交換が悪くなり 故障の原因となることから 冷凍機の運転が 12 時間 以上になった場合、自動霜取機構により霜を溶かすのでその際にも水が出てきます。

何のためのホースと思われがちですが、ちゃんと役に立っているホースなのです。