ワンポイント情報One point info

トーマス科学器機株式会社

NO.15 媒体液の粘度は大事なポイントです

弊社では恒温液槽の媒体液として水のほか、低温用にオーロラブライン・エタブライン、高温用にシリコンオイルを推奨しておりますが、これらの媒体液をご使用いただくにあたってご注意いただくのが粘度・動粘度です。

粘度とは、流体の流れやすさである「粘りの度合い」あるいは「さらさらの度合い」を数値で表したもので、動粘度は絶対粘度と密度の比をいいます。
弊社では恒温油槽の場合、動粘度で25℃のときに100mm²/S以下のものをお使いくださいというような表記をさせて頂いております。

動粘度は液体によって異なりますので、実際ご使用になられるときはその液体の特性をよくご理解いただきたいのですが、簡単に説明させていただくと温度が高くなると粘度が低くなり、温度が低くなると粘度が高くなります。

粘度が高くなると液槽内で、媒体液の撹拌が十分にできなくなり液槽内の温度が一定でなくなったり、循環する流量や低温で使用されている場合冷却能力が低下するといったことが起こります。
弊社の製品はその製品ごとに推奨している媒体で十分に能力が発揮できるよう設計しておりますが弊社が想定している粘度より高い媒体液をお使いになられると製品の仕様を十分に満たすことができません。

製品をご使用になる際には媒体液の粘度の管理にも十分ご注意ください。

※低温用の媒体液をご使用の際は、粘度だけでなく濃度の管理にも十分ご注意ください。
凍結の恐れがあります。
※媒体液が劣化すると製品の仕様を十分に満たすことができません。
定期的に媒体液を入れ替えるなどの管理もお願いします。