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トーマス科学器機株式会社

No.40 冷却能力を確認する

低温恒温水槽などで予定した時間になっても試料が冷却していない、設定した温度で試料が 恒温保持されない、この様な場合冷却能力が製品の仕様どおりにでているかどうかを確認することも原因解明の手段の一つです。
冷却能力の確認方法を簡単に2点ご紹介させていただきます。

  1. 冷却能力を計算して確認する。
    例) 外部循環などの負荷が無い状態で、水量30Lを 水温が35℃から5℃まで、1時間で冷却した場合の冷却能力は

    冷却能力の計算式
    ⊿t(初期温度-到達温度)×容量×比重×比熱 =冷却能力(kcal/h) にあてはめると
    ⊿t(35℃-5℃)×30L×1×1=900kcal /hとなります。

    この結果と製品の仕様を比較して確認できます。

  2. 冷却能力とバランスの取れる負荷をかけ確認する
    例) 製品の仕様で、冷却能力が約1000kcal/h 水温+20℃時であった場合、製品の液温を+20℃ に設定し恒温維持した状態で1時間で1000kcal の負荷、例えば投込みヒーターなどを液槽内に 投入します。
    その結果 恒温が維持されている場合は、仕様と同等の能力があると考えられます。
    液温が高くなる場合には、冷却能力が小さいと考えられます。

確認した結果、冷却能力が製品仕様より低い場合は冷凍機の不具合等も考えられますのでお問い合わせください。
また、詳しい確認方法なども是非お問い合わせください。